CVE-2018-0950
概要

An information disclosure vulnerability exists when Office renders Rich Text Format (RTF) email messages containing OLE objects when a message is opened or previewed, aka "Microsoft Office Information Disclosure Vulnerability." This affects Microsoft Word, Microsoft Office. This CVE ID is unique from CVE-2018-1007.

公表日 2018年4月12日10:29
登録日 2021年3月1日18:38
最終更新日 2024年11月21日12:39
CVSS3.0 : MEDIUM
スコア 6.5
ベクター CVSS:3.0/AV:N/AC:L/PR:N/UI:R/S:U/C:H/I:N/A:N
攻撃元区分(AV) ネットワーク
攻撃条件の複雑さ(AC)
攻撃に必要な特権レベル(PR) 不要
利用者の関与(UI)
影響の想定範囲(S) 変更なし
機密性への影響(C)
完全性への影響(I) なし
可用性への影響(A) なし
CVSS2.0 : MEDIUM
スコア 4.3
ベクター AV:N/AC:M/Au:N/C:P/I:N/A:N
攻撃元区分(AV) ネットワーク
攻撃条件の複雑さ(AC)
攻撃前の認証要否(Au) 不要
機密性への影響(C)
完全性への影響(I) なし
可用性への影響(A) なし
全ての特権を取得 いいえ
ユーザー権限を取得 いいえ
その他の権限を取得 いいえ
ユーザー操作が必要 はい
影響を受けるソフトウェアの構成
構成1 以上 以下 より上 未満
cpe:2.3:a:microsoft:office_compatibility_pack:-:sp3:*:*:*:*:*:*
cpe:2.3:a:microsoft:office:2010:sp2:*:*:*:*:*:*
cpe:2.3:a:microsoft:office:2016:*:*:*:click-to-run:*:*:*
構成2 以上 以下 より上 未満
cpe:2.3:a:microsoft:word:2013:sp1:*:*:*:*:*:*
cpe:2.3:a:microsoft:word:2016:*:*:*:*:*:*:*
cpe:2.3:a:microsoft:word:2013:sp1:*:*:rt:*:*:*
cpe:2.3:a:microsoft:word:2010:sp2:*:*:*:*:*:*
cpe:2.3:a:microsoft:word:2007:sp3:*:*:*:*:*:*
関連情報、対策とツール
共通脆弱性一覧

JVN脆弱性情報
Microsoft Outlook の OLE コンテンツ取得における問題
タイトル Microsoft Outlook の OLE コンテンツ取得における問題
概要

Microsoft Outlook はリッチテキスト形式 (RTF) のメールを表示する際、リモート・ホスト上の OLE コンテンツをユーザによる操作を介さずに取得してしまいます。その結果、攻撃者によりユーザのパスワードのハッシュ値を含む個人情報が窃取される可能性があります。 Microsoft Outlook は、リッチテキスト形式のメールを表示する際にリモート・ホスト上の OLE コンテンツを自動的に取得します。リモート・ホスト上の OLE コンテンツが SMB/CIFS サーバにホストされている場合、Windows クライアントはシングルサインオン (SSO) を用いて認証を行うため、ユーザの IP アドレスやドメイン名、ユーザ名、ホスト名およびパスワードのハッシュ値が流出する恐れがあります。 ユーザのパスワードが平易な場合、攻撃者はパスワードを短時間で解読することが可能です。

想定される影響 遠隔の攻撃者により Microsoft Outlook 上でリッチテキストメッセージを閲覧させられることで、ユーザの IP アドレスやドメイン名、ユーザ名、ホスト名およびパスワードのハッシュ値が取得される可能性があります。取得されたハッシュ値に対してはオフライン攻撃が可能です。また、本脆弱性は、他の脆弱性との組み合わせにより想定される影響が異なります。例えば <a href="https://jvn.jp/vu/JVNVU95841181/index.html"target="blank">JVNVU#95841181</a> と併用された場合、攻撃者は特別に細工したメールを Microsoft Outlook で閲覧させることで、Windows システム上でブルースクリーン (BSOD) を発生させることが可能になります。
対策

[アップデートする] 本脆弱性は、<a href="https://portal.msrc.microsoft.com/en-US/security-guidance/advisory/CVE-2018-0950"target="blank">Microsoft update for CVE-2018-0950</a> で修正されています。このアップデートでは、リッチテキストメッセージを閲覧した際に Outlook が自動で SMB コネクションを開始しないよう対処されています。なお、このパッチの適用後も他のユーザ操作を要する機能は動作します。例えば、メールが "\\attacker\foo" のような UNC リンクを含む場合、Outlook はこの文字列を自動でハイパーリンク化します。ユーザがそのようなリンクをクリックした場合、本脆弱性で想定される影響が再現します。よって、次のワークアラウンドを実施することを推奨します。 [インバウンドおよびアウトバウンドのSMB コネクションをブロックする] TCP ポート番号 445, 137, 139 および UDP ポート番号 137, 139 を閉じることで可能です。 [NTLM シングルサインオン (SSO) 認証を無効にする] <a href="https://portal.msrc.microsoft.com/en-US/security-guidance/advisory/ADV170014"target="blank">Microsoft Security Advisory ADV170014</a> で明記されている通り、NTLM シングルサインオン (SSO) 認証を無効にしてください。 Windows 10 および Windows Server 2016 以降では、レジストリ値 "EnterpriseAccountSSO" が 0 に設定された場合、不特定の外部ネットワークリソースによる SSO 認証が無効化されます。 このレジストリ値を変更しても、SMB リソースへのアクセスは許可されます。ただし、不特定の外部ネットワーク上の SMB リソースに対しては、直近にログインしたユーザのパスワードをそのまま利用せず、ユーザに対して改めて認証情報の入力を要求します。 [複雑なパスワードを設定する] クライアントが攻撃者のサーバとの SMB コネクションを確立してしまうことを想定し、Windows のログインパスワードは容易に解読されないように、以下の2点を参考にし十分複雑なものを設定してください。 * パスワードマネージャを活用し複雑でランダム性の高いパスワードを生成する 使用するコンピュータリソース間でパスワードの一意性を確保しつつ、十分複雑でランダム性の高いパスワードの生成に役立ちます。 * パスワードの代わりに、大文字 / 小文字、数字や記号を織り交ぜた長いパスフレーズを使用する 保存や入力に別途ソフトウェアを用意せずとも覚えやすく、堅牢な認証情報になります。

公表日 2018年4月10日0:00
登録日 2018年4月12日11:49
最終更新日 2018年8月22日17:21
影響を受けるシステム
マイクロソフト
Microsoft Outlook 
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
1 [2018年04月12日]
  掲載
2018年4月12日11:49
2 [2018年08月22日]
  参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2018-0950) を追加
2018年8月22日17:21