Telerik Analytics Monitor ライブラリに DLL ハイジャックが可能な脆弱性
タイトル Telerik Analytics Monitor ライブラリに DLL ハイジャックが可能な脆弱性
概要

Telerik Analytics Monitor ライブラリは、アプリケーション使用に関するメトリクス情報を収集するためのアプリケーション使用解析サービスです。特定のバージョンの Telerik Analytics Monitor ライブラリには、DLL ハイジャックが可能な脆弱性が存在するため、ライブラリを実装するアプリケーションのコンテキストで任意のコードをロードさせられる可能性があります。 プロセスの制御 (CWE-114) CWE-114: Process Control https://cwe.mitre.org/data/definitions/114.html Telerik Analytics Monitor ライブラリは、アプリケーションに統合する DLL として提供されています。このライブラリは、HTTPS 通信をサポートする目的で、独自にビルドした OpenSSL を含んでいます。 本脆弱性は、2014年8月3日にリリースされた Telerik Analytics Monitor ライブラリ バージョン 3.2.96 において作りこまれました。このバージョンでは、OpenSSL ライブラリが暗号化演算ハードウェアをサポートする形でビルドされており、関連する DLL を実行時にロードしようとします。具体的には、4つの DLL (sunsapi.dll、swift.dll、nfhwcrhk.dll、surewarehook.dll) をロードしようとしますが、これらは Telerik からは提供されていません。本脆弱性の影響を受ける Telerik Analytics Monitor ライブラリのファイル名は、EQATEC.Analytics.Monitor.Win32_vc100.dll (32-bit 版システム向け) と EQATEC.Analytics.Monitor.Win32_vc100-x64.dll (64-bit 版システム向け) です。 なお、National Vulnerability Database (NVD) では、CWE-426 として公開されています。 補足情報 : CWE による脆弱性タイプは、CWE-426: Untrusted Search Path (信頼性のない検索パス) と識別されています。 http://cwe.mitre.org/data/definitions/426.html

想定される影響 第三者によって提供された悪意ある DLL が Telerik Analytics Monitor ライブラリを実装するアプリケーションにロードされることで、アプリケーションのコンテキストで任意のコードを実行される可能性があります。Telerik Analytics Monitor ライブラリは制御システム (ICS) 等で利用されており、脆弱性が悪用された場合、第三者によって、制御システムにアクセスされる可能性があります。
対策

[アップデートする] 本脆弱性は Telerik Analytics Monitor ライブラリ バージョン 3.2.125 で対策されています。バージョン 3.2.125 以降では OpenSSL が暗号化演算ハードウェアのサポートを無効にしてビルドされており、実行時に DLL がロードされることはありません。 Telerik Analytics Monitor ライブラリ バージョン 3.2.125 http://www.telerik.com/support/whats-new/analytics/release-history/analytics-monitor-library-3.2.125 開発者は、バージョン 3.2.129 にアップデートすることを推奨しています (バージョン 3.2.125 より後で発生した問題も修正されているため)。 バージョン 3.2.129 http://www.telerik.com/support/whats-new/analytics/release-history/analytics-monitor-library-v3.2.129

公表日 2015年3月10日0:00
登録日 2015年3月13日11:24
最終更新日 2015年3月16日16:57
CVSS2.0 : 警告
スコア 6.9
ベクター AV:L/AC:M/Au:N/C:C/I:C/A:C
影響を受けるシステム
Telerik
Analytics Monitor ライブラリ バージョン 3.2.96 およびそれ以降、3.2.125 より前のバージョン
CVE (情報セキュリティ 共通脆弱性識別子)
CWE (共通脆弱性タイプ一覧)
ベンダー情報
その他
変更履歴
No 変更内容 変更日
0 [2015年03月13日]
  掲載
[2015年03月16日]
  概要:内容を更新
  共通脆弱性識別子(CVE):CVE-ID を追加
  参考情報:National Vulnerability Database (NVD) (CVE-2015-2264) を追加
  CVSS による深刻度:内容を更新
  CWE による脆弱性タイプ一覧:CWE-ID を追加
2018年2月17日10:37

NVD脆弱性情報
CVE-2015-2264
概要

Multiple untrusted search path vulnerabilities in (1) EQATEC.Analytics.Monitor.Win32_vc100.dll and (2) EQATEC.Analytics.Monitor.Win32_vc100-x64.dll in Telerik Analytics Monitor Library before 3.2.125 allow local users to gain privileges via a Trojan horse (a) csunsapi.dll, (b) swift.dll, (c) nfhwcrhk.dll, or (d) surewarehook.dll file in an unspecified directory.

公表日 2015年3月13日10:59
登録日 2021年1月26日14:47
最終更新日 2024年11月21日11:27
影響を受けるソフトウェアの構成
構成1 以上 以下 より上 未満
cpe:2.3:a:telerik:analytics_monitor_library:*:*:*:*:*:*:*:* 3.2.122
関連情報、対策とツール
共通脆弱性一覧